F&Aレポート

F&Aレポート 2022年4月10日号     Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.

自己紹介はフルネームで。名前にまつわるエピソードは好印象

 「春は出会いと別れの季節」と言われる通り、四月から新天地でスタート!という人も少なくないのではないでしょうか。新たに人と出会う場では自己紹介がつきものですが、あなたはどんな自己紹介をしていますか?

 なぜか日本人は、苗字だけを述べて済ませてしまいがちです。もちろん、そのような状況もありますが、丁寧な自己紹介をする場であれば、是非フルネームで名乗る癖をつけましょう。

 マナー的にも、苗字だけを名乗るのは「省略している」ことになるのでNGです。苗字と名前を名乗るのが、相手に対する礼儀や思いやりでもあるのです。

 また、自己紹介の目的はお互いの顔と名前を覚えることです。「いかに印象づけるか」「名前を覚えていただくか」ということを考えるのは、決して出過ぎた行為ではないのです。かといって「印象に残るような自己紹介を」と言われると戸惑ってしまいます。

 そんなときは、次のことを参考にしてみてください。お互いの名前を覚えることはより良いコミュニケーションの第一歩です。「会話の中で意識して名前をよびかけると人間関係はまろやかになる」というデータもあります。

  1. 苗字と名前の漢字を説明する
    テレビのように字幕スーパーが出るわけではないので、音で聞いただけでは印象に残りにくい。あえて漢字を説明することで視覚的にイメージできます。
  2. 名前の由来
    名付け親は誰?どんな思いが込められているの?名前にまつわるエピソードなど
  3. 「◯◯と呼んでください」
    この一言があると親近感がわきます!