F&Aレポート
F&Aレポート 2019年2月28日号 Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.
挨拶やスピーチを頼まれたら…
春は歓送迎会や、結婚式の多いシーズンです。祝辞や乾杯の挨拶などを依頼されることもあるでしょう。どんなシーンであれ、人前で話すのが苦手な人にとっては、挨拶やスピーチは大変な心の負担になるようです。特に慣れない会場で知らない人ばかりの前だと逃げ出したいような心境にかれます。
そんなときの事前準備の方法をご紹介します。一言でいえば、「原稿は遅くとも1週間前には仕上げて、繰り返し声に出し録音&聞く」です。
- 「原稿」
7割程度出来上がれば、声に出して練習しながら調整、修正をします。この調整、修正の作業が原稿をシェイプアップまたは、ボリュームアップしてくれます。 - 「声に出してなんども読む」
黙読では違和感に気づきません。声に出して何度も言い間違える部分は、本番でも間違えるので言いやすい表現に変えるか、ばっさり削除します。 - 「録音して再生を繰り返す(再生回数100回を目指す)」
録音して自分の「声のトーン」「スピード」「間」「抑揚」「滑舌」などをチェックします。録音したら何度も再生して「耳」でも記憶させます。再生回数100回を目指して、聞き流します。今はスマホという機器があるので非常に便利です。 - 「鏡の前で」「人形に向かって」演じる
鏡の前で、見た目のチェックです。姿勢や動作をチェックしながらスピーチをしてみましょう。さらに、人形やぬいぐるみの目を見ながらスピーチしてみましょう。「アイコンタクト」の練習になります。いずれも上手い人を演じるようなつもりで練習するのです。 備えあれば憂いなし。しっかり事前準備をすれば本番は怖いものなしです。