F&Aレポート

F&Aレポート 2015年2月20日号     Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.

女性のシーン別、身だしなみマナー1 女性のフォーマルは「スカート」。パンツスタイルは格下

 「オシャレと身だしなみの違いはなんですか?」と聞かれたときに、あなたはどのように答えますか?「オシャレは自分のために装うもの。自分のセンスや好き嫌いで装えばいいもの」です。これに対して「身だしなみは、相手(他人)のために装うもの。他人に不快感を与えないということが原点の装い」ですね。従って、基準となるものが正反対です。「オシャレの基準は私。身だしなみの基準は相手(他人)」。いくら、自分では良いと思っていても、相手が見た時に良くなければ、それは身だしなみとしては「良くない」となるわけです。

 最近は働く女性が増え、ビジネスシーンも様変わりしています。たとえば「会食」と言っても、相手がクライアントなのか、上司なのか、同僚なのかによって、身だしなみの注意点は若干異なります。下記にいくつかの注意点を挙げてみます。

  1. 女性のフォーマルは「スカート」が基本。 パンツスーツを颯爽と着こなす女性もいますが、海外では女性のパンツスタイルは禁止というドレスコードもあります。
  2. タイツよりもストッキングが格上。 無地の肌色ストッキング→色・柄ストッキング→無地タイツ→色・柄タイツという順番になります。
  3. パンプスからブーツ、ミュール。 パンプス→オープントゥ(パンプス)→バックベルト(パンプス)→ブーツ→ミュールとなりますが、ミュールはフォーマルなシーンではNGです。かかとが固定されないため、歩くたびにカチャカチャと音がするのも難点です。
 気が置けない会食であっても、会社関係者との会食は仕事の延長線と考えます。相手が男性なら「誘っている」と勘違いされないようなスカート丈、胸元の開き具合などに配慮すべきです。大前提となる基本を知り、自分らしいコーディネートで自他ともに心地よく過ごしたものですね。


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